補充B(1) 準動詞 表
( )のうちで正しいものを選び、日本語にせよ。
(01) I'm having my house painted at the moment.
「さしあたって家にペンキ塗りをしてもらっているところです。」
* S have Sの持ち物 過去分詞
(02) We found the trip very exciting.
「旅行はおもしろいと思いました。」
* find O C で the trip is exciting to me がベース。
(03) The driver tried to stop in time, but he couldn't avoid hitting the old man.
「運転手は何とか(間に合って)止まろうとしたが、老人をはねるのを回避できなかった。」
* try to do「〜しようとする(でもだめ)」 * avoid doing「〜するのを避ける」
(04) He ordered the book to be brought to him.
「彼は本を持ってきてもらうように指示を出した。」
* He ordered someone to bring the book to him. [order 人 to do] の文後半を
受け身表現にしたものと解釈すればよい。
(05) The children were pleased when they got a present.
「その子供たちはプレゼントをもらって喜んだ。」
* 感情表現は be 過去分詞
(06) When I was a child, I used to go to the seashore every summer.
「子供の頃毎年夏には海岸へ行ったものだった。」
* to do という形なので[助動詞]のほうと判断する。 be used to doing ではない。
[used to] の読み取りの可能性については、前日の問題解説ページを参照
(07) The boy is a bit unwell and needs looking after.
「子供はやや調子がよくないので、面倒を見てあげる必要がある。」
* need doing「〜される必要がある。」
--> The boy needs to be looked after.
下の語群から適切なものを選び、適切な形に変えて入れよ。
*選択肢がこれだけ多いし、日本語も書いていないのでどんな意味の文にするかも
悩むところ。ちょっと手強いか?ちなみに慶応大学の問題です。
(01) Do you object to writing in pencil?
「鉛筆で書くことには反対ですか?」
* object to doing「〜することに反対する」 to doing のパターンです。
with a pencil だとただ単に「書くための器具」の意味で「鉛筆で」ですが、
in pencil だと「鉛筆(という消すことができる素材)で」となります。
pencil が無冠詞である点に着目。1本、2本と数えられる鉛筆でなく
芯に使われている黒鉛という材質を表しているのです。
これに対応するのが in ink「(消すことができない)インクで」です。
(02) He has got a new house built.
「彼は家を新築した(新しい家を建ててもらった)。」
* S have Sの持ち物 過去分詞
ところで「新しい家を建てた」は He built a new house. とも書けますが、
問題文とは意味が違います。こちらは突き詰めて言うと、主語は大工さんです。
「自分の手で建てた」わけです。通常の場合、まず問題文のように、「誰かに
建ててもらう」はずなので、仮に「家を建てた」という和文英訳があったら
[have Sの持ち物 過去分詞] を使うことになります。
同様に「髪を切った」もそうです。I cut my hair. と書くと「鏡を見ながら
自分で切った」ことになります。たまにそういう場合もあるでしょうが、これ
も普通は、I had my hair cut.「切ってもらった」ことになるはずです。
(03) There was no going out on such a stormy day.
「こんな嵐の日は出かけられない。」
* there is no doing「〜することはできない」
--> It is impossible to go out / You cannot go out
(04) He couldn't help being astonished at her ignorance.
「彼女が無知なことに彼は驚かずにはいられなかった。」
* cannot help doing「〜せずにいられない」ですが、感情表現なので be astonished と
受け身で表現してそれを動名詞にします。
--> He couldn't help being astonished because she was ignorant.
(05) I am sorry to trouble you so often.
「あなたに何度も迷惑をかけて申し訳ない。」
* be sorry to do
(06) The light must be turned out now.
「電気は今消されなければならない。」
* 普通の受動態です。
[astonish / behave / bind / build / drink / go / say / shake / shine / spend /
trouble / turn / write]
下の語群から適切なものを選び、適切な形に変えて入れよ。
(01) He denied knowing anything about the stolen jewels.
「彼は盗まれた宝石について何かを知っていることを否定した。」
* deny doing「〜することを否定する」
* 「宝石」は「人」に「盗まれる」ので過去分詞
(02) Josie, aged twenty, longed to be free to take a job in London.
「20歳になったジョシーはロンドンで自由に職に就きたいと願った。」
* [aged + 年齢] で「〜歳になった」 being aged と分詞構文ともとれますが、
そのまま後ろから修飾しているともとれます。
* long to do「〜したいと願う」 動詞の long ってのもありますよ。
* be free to do「自由に〜する」
* take a job「仕事に就く・仕事を引き受ける」
(03) He says life wouldn't be worth living without friendship.
「友情がなければ人生は生きる価値がないだろうと彼は言う。」
* be worth doing「〜する価値がある」
* wouldn't be は仮定法です。
なので without friendship --> if it were not for friendship です。見抜けた?
(04) I am grateful to the writer for having suggested that project to me.
「その計画を提案してもらったので、その作家には感謝しています。」
* これはちょっと「準動詞」の変化ではないからとまどったでしょうか。
gtatitude「感謝」名詞 → grateful「感謝している」形容詞 という語形変化です
be grateful to 人 for 理由「〜のことで人に感謝する」です。
having suggested が時制のずれた動名詞となっています。
(05) His parents went out, so he was left to himself.
「両親が出かけたので、彼は自由気ままとなった。」
* leave 人 to oneself「人に思うように・自由にさせておく」の受け身です
[age / come / gratitude / leave / lie / live / steal]
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