
海苔の力
~海苔には元気の素がたっぷり~
疲労回復のビタミン(B1)と成長促進のビタミン(B2)がたっぷり含まれています。 これらのビタミンは、ご飯などの炭水化物の糖質をエネルギーに変えてくれます。 つまり温かいご飯と海苔の朝食は、日本人の知恵のかたまりなのです。
ビタミンC は野菜や果物だけではなく、海苔にも豊富に含まれています。 インフルエンザや生活習慣からくる肌荒れの予防に効果があるといわれています。
ガン予防の期待高まる β-カロチン と、コレステロールの低下に役立つ タウリン ・ EPAも十分に含んでいます。
まずは、便秘解消に有効です。さらには血中コレステロール値を低下させ、 発がん物質などを体外に排出させる働きもあるため、動脈硬化症や糖尿病、 大腸がんなどの成人病予防に効果があるといわれています。
カルシウム | ・・・ | 骨を丈夫にする効果、イライラ解消 |
鉄分 | ・・・ | 貧血予防 |
ヨウ素 | ・・・ | 成長促進 |
※「海苔で健康推進委員会」の資料を参考にしています。
おいしさの秘密
~おにぎりが旨いワケ~
海苔の旨み成分は、グルタミン酸(主に昆布に含まれる成分)、イノシン酸(主にかつおぶしに含まれる成分)、 グアニル酸(主にしいたけのだし汁に含まれる成分) ですから、まさに 「日本の味」といえます。 良質の海苔とごはんだけでも十分おいしいのですが、梅干(クエン酸)・鮭(ビタミンB6)・シソの葉(ビタミンC)・昆布(グルタミン酸) ・ おかか(イノシン酸) などを一緒に握れば、最高の 《 おにぎり 》の出来上がりです。
※「海苔で健康推進委員会」の資料を参考にしています。


海苔の保存法
~湿気からしっかり守って、おいしく召し上がれ~
海苔は湿気や高温を嫌うデリケートな食品です。湿気により臭いを帯びると味も落ちてしまいます。 「香り」 と 「パリッとした食感」を保つためが命なので、下記のような方法で保存してください。
- 乾燥剤といっしょに密閉容器 (缶など) ・ 密閉袋に入れる。
- 冷蔵庫で保管する。
- 冷蔵庫から出した後、海苔が常温になれるまで少し待ってから、必要な分だけ取り出す。
- 湿度の高い季節は、海苔を取り出した後、すぐに封を閉じる。


板海苔の焼き方
~板海苔をおいしく焼いて、手巻き寿司!!~
選りすぐった海苔の風味そのままの色と香りが板海苔の特長です。焼いておりませんので、お好みでどうぞ。
- コンロの上に金網をのせる。
- まんべんなく、熱があたるように片面だけを焼く。
- 海苔が青みを帯びて、やや透けるようになるまで焼く。
- 金網をなでるように焼くのがコツ
※ 新海苔は水分を多く含んでいますので、まず遠火で乾かしてから焼いてください。
※ 海苔を湿らせてしまったときも、遠火で乾かしてから焼いてください。
