三河湾国定公園 吉良宮崎海岸 吉良温泉

吉良温泉について

最高のロケーションと海の幸、魅力満載の温泉エリア

愛知県の知多半島と渥美半島に囲まれた穏やかな三河湾。吉良温泉は、この三河湾を一望できるすばらしいロケーションが魅力の温泉です。目の前に広がる宮崎海水浴場は、環境省が定めた「日本の水浴場八十八選」にも選ばれ、景観のすばらしさは折り紙つき。美しい白浜にヤシの木が風に揺れ、南国のリゾート気分を味わえます。平成18年にはハワイ州の観光局に許可を得て「吉良ワイキキビーチ」と命名、夏には多くの海水浴客でにぎわいます。宮崎漁港で水揚げされた新鮮な海の幸も自慢のひとつ。海岸沿いに点在する宿泊施設では、腕によりをかけた海鮮料理をご提供しています。吉良温泉が位置する吉良町は、その名の通り「忠臣蔵」で有名な吉良上野介ゆかりの地。悪役として描かれることの多い上野介ですが、吉良町では領民から厚い信頼を得ていた名君でした。歴史ロマンを巡るもよし、美しい自然を満喫するもよし。リフレッシュには最適な温泉エリアです。

吉良温泉の歴史

訪れる人々を魅了し、大いに賑わったいにしえの宮崎

吉良温泉のある吉良町宮崎は、かつて「宮崎村」という小さな漁村でした。近隣の史誌には、明治以降の宮崎村の様子を伝える記述が残されています。「（中略）遥かに渥美知多の両半島に対し風景絶佳、古来、海水浴を以て名あり」（明治37年刊行『幡豆郡史』）、「宮崎の潮湯治は、明治の頃より知られ、吉田の川岸から宮崎通いの船が出た」（『吉良町史』）。古くから「風光明媚な三河の名勝」と謳われるほど、すばらしい景観と海水浴で名の知られた宮崎村。大正、昭和初期には、海水浴客を迎える宿があったこともわかっており、今も昔も訪れる人々でにぎわう宮崎に変わりはないことがわかります。昭和30年代から40年代には旅館やホテル、民宿など宿泊施設が続々と誕生したことで、吉良温泉への人々の関心は一層高まり、現在に至っています。

吉良温泉の湯

※源泉使用は一部宿泊施設のみとなっております。