近年、画像診断は従来のX線フィルム等に代わり、高精細ディスプレイ上の画像を直接観察 して行われるようになり、この傾向は今後ますます拡大するものと推測されます。ディスプレ イを介しての画像診断では、観察に使用される高精細ディスプレイの精度(解像度、粒状性、 階調度など)を評価し、維持管理することが非常に重要になってきます。 ディスプレイ画質管理システム NS-2002 は、専用のパターンイメージを表示させたディスプ レイ画面を濃淡分解能12ビットのディジタルカメラで撮像し、そのイメージをパーソナルコンピ ュータで解析することにより高精細ディスプレイの解像度等を評価管理するシステムです。 CT、MRIなどの種々のディスプレイ間の解像度の比較や、同一ディスプレイの経年劣化の 定量評価などが可能になります。 |
![]() |
![]() |
![]() MTF 計測用パターン ![]() |
![]() WS 計測用パターン ![]() |
![]() 階調度計測用パターン ![]() |
NS-2002 ディスプレイ画質管理システムの仕様・構成 ・ 一眼レフディジタルカメラ(マクロレンズ、濃淡分解能 12ビット) ・ 専用カメラ固定具 ・ 解析ソフト(パターンイメージ画像含む) (オプション) ・ パーソナルコンピュータ(Windows) |