ごあいさつ
大谷フェスティバルは学校法人尾張学園が昨年、創立170周年を迎えたことを記念して開催する行事です。ぜひ会場に足をお運びいただき、生徒たちの姿をごらん下さい。
フェスティバルの企画運営は、生徒・教職員・父母の三者が協力して実行委員会を組織しています。
はじめに、長い時間をかけて準備を進めてきた生徒諸君、ご指導をしてくださった先生方、協力してくださっている保護者の方々、物心両面にわたり協賛して下さっている企業の各位に心よりお礼申し上げます。
本年は尾張学園創立170周年記念事業の一つとして大谷フェスティバル・大谷ウォークが行われます。テーマを「いのち・夢・チャレンジ」のもとに若い先生方、生徒、保護者が一体となってフェスティバル、ウォークの実行委員会を構成し、各催事を企画し、一人一人が一つの催事を力一杯やり抜くことを決意しました。先生・生徒・親が、このステージで心と心のふれ合いが深まり、互いの輪ができ上がることを期待しています。
生徒代表 名古屋大谷高等学校生徒会会長 小林 誉
本年度の文化祭は、170周年を記念し、「大谷フェスティバル」として本校誕生の地「真宗大谷派名古屋別院」で開催します。
このフェスティバルは、教員、保護者、生徒が一つになり、大きな"夢”を実現することを目的として計画されました。また、自分が本当にやりたいことに参加するために、クラスの枠も外しました。その結果、全く知らない集団でありながら、"夢”を持って参加し、楽しみながら企画、準備を進めることができました。
この大谷フェスティバルで、皆さんの日頃活躍してきた成果が十分発揮できれば、今後 "チャレンジ”することへの勇気にもなると思います。お祭りムードを盛り上げ、互いに交流を深め、素晴らしい大谷フェスティバルにしましょう。
1人1人の心の中に新しい "いのち”を芽生えさせ、フェニックスのように飛び立ちましょう。
保護者代表 名古屋大谷高等学校保護者会会長 浅井鉦蔵
本年度、大谷フェスティバルが尾張学園創立170周年という輝かしい年に、生徒・先生方・保護者の皆様と、三位一体となって盛大に行われますことを心より御祝い申し上げます。本年度は、名古屋大谷高校にとっては170周年記念事業と共に、来春には高校の男女共学に大学新設と、沢山の事業計画が着々と進められているところでございます。
折しも本年度の高校総体では、陸上部門での個人及び団体で上位入賞という好成績をおさめ、バスケットも私学大会では、優勝という輝かしい成績でした。また豊田大谷高校は先の甲子園夏の大会で、準決勝進出という快挙を成し遂げ、大谷生にとっては一生忘れられない年になったと思います。
本校の校訓は「人と生まれ人になる」です。この言葉の奥には深い意味が込められています。近年の政界官界の腐敗や企業の倒産など、世情を取り巻く環境には目を覆いたくなる事柄が余りにも多いのが現状です。本校の生徒諸君は、人への思いやりを忘れず、また、自分はどう生きるべきか、いま一度、「人と生まれ人になる」という校訓の意味を考えつつ、それを人生の糧として頑張って生きられることを祈念いたします。 合掌