メルマガ上にて参加者を募集した、開運蔵見学会を、2002年1月20日(日)に開催。当日は春を
思わせるぽかぽか陽気で、絶好の見学日和となりました。

川崎市など県外からお越しいただいた方や、ネットで
お申込みいただいた地元のお客様も混じえ全部で24名。
それに旭屋酒店さんのお客様が7名の合計31名。
今年も旭屋酒店さんとの共催という形をとりました。理由は、
準備が一店では大変だから。基本的に、土井酒造場は
一般の方を受け入れる態勢にはないので、準備と後始末
は全てこちらでやらなければならないからです。


                               旭屋さんの奥さんと、うちの奥さん、そして私の3人で
                               掛川駅にてお客様をお出迎えし、定刻よりやや遅れて
                               バスは出発。開運の蔵まで、20分あまり。当日の天気
                               は上々で、過ごしやすい1日でした。蔵に着くと、土井
                               社長と杜氏の波瀬さんが、出迎えてくださいます。
                               今は、
大吟醸の仕込みの真最中で、こんな時期に大勢
                               でお邪魔するなどもってのほか、とは思うのですが、快く
                               受け入れていただくお蔵の姿勢に、頭が下がります。



蔵ではお客様を2つのグループに分け、一方が
見学している間、一方はきき酒テストにチャレンジ
していただきます。純米酒・しぼりたて原酒・生酒・
本醸造の4種類の酒をきき、同じ酒の入っている
別の器と結びつけるテストです。今年の正解者は
6名でした。

                        
蔵の案内人は、波瀬正吉杜氏。精米室、釜場、酒母室、
                        モロミタンク、搾りの部屋、大吟醸のタンクなどなど、すみ
                        からすみまで案内してくれます。驚いたのは、波瀬杜氏が
                        麹室の奥の部屋までお客様を招き入れたことです。奥の
                        部屋は大吟醸の麹を仕込んでいる所で、なかなか入れて
                        はもらえない場所ですが、気さくにどうぞとおっしゃるので、
                        お客様の方が恐縮されていました。

我々素人からすると、雑菌が付くのではないかと心配に
なりますが、波瀬さんはこうおっしゃいます。
「開運を愛してくれる人の菌なら麹も喜びます。」
この言葉は深いです。額面どおりに受け取られると誤解
を生じますので補足しますが、「皆さんが入ったぐらいで
麹がおかしくなるようなやわな造りはしていません。」という
自負と誇りが、この言葉の裏にはあると私は受け止めま
した。さすがに名人です。

波瀬さんは、あちらこちらでお米を掴んでは我々に差し出し
ます。
それは、精米中の米であったり、洗米後の干してある
ものであったり、麹室の麹であったりするのですが、臭いを
かがせたり、時には食べてみろとおっしゃいます。35%まで
精米したお米は、まるで小粒の真珠のようです。麹室の麹は
栗の香りがするし、ただ見るだけではなく貴重な体験をさせて
いただき、お客様のみならず私も感激しました。

ひととおりの見学が済み、門の前で記念撮影。そして、帰り際
にお客様には蔵からお土産が。
大吟醸の酒粕です。この大
吟醸の酒粕は、香りが華やかで、しっとりとしていて、まるで
お菓子の様。皆様、大喜びでした。














宴会は「つま恋」の桜の間にて午後1時から始まりました。この昼御膳は、量こそ上品
ですが、味はなかなかのグレードの高い和食です。私たちが持ち込んだ日本酒もしっ
かりと管理し、行き届いたサービスをしていただき、特にソムリエの川合さん自らが最後
まで給仕にと、説明にと、骨を折っていただいたのには深く感謝いたします。


持ち込んだ宴会用のお酒は、全部で4種類。
開運純米吟醸山田錦開運無濾過純米
開運初蔵出ししぼりたて原酒、特別本醸造
遠州の四季(燗用
)。そして特別アイテムとして、
土井社長ご持参の“しぼったばかりの大吟醸”
があり、このお酒で乾杯をしました。
この大吟醸は、タンクからすくって手詰めした
もので、おりがそのままのこっている非常に
レアな大吟醸。市販酒では絶対に味わえない、
今回の参加者の方だけの特権です。
味の多さに特徴があり、ただやわらかなだけ
ではない、ふくよかな味のひろがりとキレの
良さが素晴らしかったです。

もちろん、無濾過純米や純米吟醸山田錦も
抜群の旨さで、初蔵出しも、原酒にもかかわらず、
薄味の和食との相性は抜群で、うまく料理の
味わいを引き出していました。

遠州の四季・特別本醸造は、そのまろやかさが
特徴で、ぬるめの燗をつけて出したところ、若い
女性にも大受けでした。宴会で出る燗酒など口に
したこともないというある女性は、
お燗の酒がこ
んなにおいしいなんて思いもしなかった
と、
大変に喜んでいただき、ぬる目の燗で飲むこの
お酒を皆様におすすめしたかいがありました。

宴もたけなわとなり、いよいよきき酒テストの結果発表です。
6名の正解者には土井社長よりネクタイのプレゼント。
ちなみ
に旭屋酒店さんとかたやま酒店の奥様もチャレンジし、
見事に正解。
賞品は辞退したのですが、土井社長の鶴の
一声でいただくこととなりました。
(彼女たちの名誉のために、不正は一切なかったことを強調
しておきます。) (笑)


今回は特別企画として、
波瀬杜氏の自筆サイン入り色紙
抽選で6名の方にプレゼントしました。抽選会が非常に盛り
上がった事も付け加えておきましょう。












最後に、今回の見学会もお客様に喜んでいただき、ほぼ満足の行く結果を得ることが出来ました。これ
はひとえに、参加されたお客様、土井酒造場の皆様、つま恋のスタッフの方々。すべての人の協力の元
で成し得たことだと深く感謝いたします。この場を借りてお礼申し上げます。

楽しい一日となりました。

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   2002.01.20.かたやま酒店・旭屋酒店共催

2001年の見学会

参加された皆様、お蔵の皆様、ありがとうございました。

定刻よりちょっと遅れてバスは出発。
土井社長のご挨拶から。


精米機の説明をする波瀬さん


きき酒テストにチャレンジ


35%まで磨いた山田錦を手にとる波瀬さん


麹室の麹まで触らせてもらいました。


酒母のタンクをのぞきながら。


洗米後の米は食べちゃいました。


大吟醸のタンクは、香りが華やか。


今朝搾ったばかりの大吟醸で乾杯!


女性には特に丁寧な波瀬さん。?!


宴会の酒ラインナップ


波瀬杜氏直筆の色紙です。


川崎市からお見えになったこのお客様
は、きき酒テストでも正解されました。


土井社長の満面の笑顔。
酒類関係の皆様、びっくりしないでね。

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