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庄内吟醸酒街道を行く B

2008.01.14.(月)   鯉川 鯉川酒造(株) 訪問 

山形県庄内町余目の酒蔵 鯉川酒造さんを訪れました。
『庄内吟醸酒街道を行く』のイベントの2軒目です。

佐藤一良社長はじめ、お蔵の皆様には、お忙しい中をご案内いただき、
本当にありがとうございました。

余目(あまるめ)にあるこの蔵のことは、
当店のお客様で静岡文化芸術大学の
教授をされている庄内地方出身のA先生から、
面白い人が社長をしている蔵があるよ。
と聞いていました。

800石あまりの製造数の蔵ですが
とてもユニークな発想のもと、個性的な酒造り
をされており、余目町が『亀の尾』の発祥の地
ということで、その使用量は日本一とか。
社長の佐藤一良さんです。
純米酒を燗をして飲んでいただくのが
一番美味しい飲み方。それに合う酒造りを
心がけておられるということです。
酒は純米、燗ならなお良し
というわけですね。
お庭の素晴らしさに目を見張りました。
酒蔵を訪問して、お抹茶を出されたのは初めて。
24名でお邪魔したのですが、社長のお母様に
一人一人丁寧にたてていただきました。
時間がゆっくりと過ぎていきます。
続いて出羽燦々の40%精米の純米大吟醸
4年古酒を、湯煎で時間をかけてぬる燗にして
出していただきました。

香りはとにかく穏やか。
口に含むと、やや酸を感じ辛口の酒かと思いきや
やがて、日本酒本来の米を意識する旨みが
じわじわと広がり、キレが素晴らしく良い。
お抹茶の苦味のあとだけに、米の丸みが際立ち、
ほっとするひと時を演出してくれました。
大柄の佐藤社長は、以前は東京の広告代理店に
お勤めで、素晴らしい歌唱力をお持ちとか。
ピアノの弾き語りもされるそうです。
また作詞作曲も手がけられ、『出羽燦々の歌』
というのがあるそうですが、山形県酒造組合
から予算がないので作ってくれと頼まれ
ご自分で歌ってCDになっているとか。
一度聞いてみたい。
若い製造部長に蔵内を案内していただきました。
古い建物ですが、掃除は隅々まできっちりと
行き届いており、スタッフが皆若いこともあってか
(平均年齢は山形県内で一番若いとか)
清々しい印象を持ちました。
この日は早朝から蒸し米の作業が
行われていたようです。
米貯蔵庫にて。
精米は、県内の共同精米所で行われたものを
使用するようです。
亀の尾がたくさん積まれていました。
搾りはヤブタ式。
その奥には、槽(ふね)もありました。
搾られたばかりのお酒を
タンクから汲んで飲ませていただきました。
はえぬき60%精米の純米酒
このお酒は火入れをして出荷する品ですから
生を味わえるのはこんな機会しかありません。
やや辛口の輪郭のしっかりとした純米酒でした。
裏口から撮ったお蔵の写真。
時々太陽が顔を出すものの
かなり冷え込む一日でした。

次は酒田へ行きます。

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