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2008.01.23.(水)  英君 英君酒造(株) 訪問 

静岡県由比町の酒蔵 英君の英君酒造を訪れました。

望月裕祐社長にJR由比駅まで迎えに来ていただき
お蔵を隅々までご案内いただきました。
お忙しい中を、本当にありがとうございました。

英君酒造さんを訪れるのは、今回が初めてです。
同じ静岡県に住んでいながら、由比町というのは
なかなか行く機会がなく、そういえば
同じ由比町にある、正雪の神沢川さんもちょうど
去年のこの時期に、初めて訪れたものでした。

神沢川さんは、道を隔てたらすぐに海でしたが
英君さんは少し山の方に向かったところに
蔵を構えておられます。
英君さんはもともと分家で、5代前に今の土地に
引っ越してきたそうです。
ですから、広い土地は望めなかったため
蔵の造りも、3階建ての垂直に展開する
構造となっています。
ボイラーの前にて説明をされる
望月裕祐社長。
先代の死去により、3年前から社長を
務めておられますが、造りにも
積極的に参加されています。

ちなみにこのボイラーで蒸気を沸かし
二階にある甑(こしき)に送り込みます。
普通、ボイラーの上に甑が乗っているものですが、
ここはちょっと珍しい構造です。
二階の甑です。
米は三階から降りてきます。
ここから、米が甑に入ります。
蒸された米を覚ます放冷機です。
向こう側に、密閉式の仕込みタンクがあります。
純米酒クラスのお酒を醸す
仕込みタンク。
こちらは、本醸造、料理酒クラスの
仕込みタンク。
そして、吟醸クラスの仕込みタンク。
別室にて隔離されていました。
麹室から出てこられた古川靖憲杜氏(南部)と
偶然に出会い、写真を一枚撮らせて
いただきました。
全国新酒鑑評会にて数回の金賞受賞の
経歴をお持ちの、名杜氏でいらっしゃいます。
3キロほど離れた桜野沢という地域の
地下水を引き込み
この塔で霧状にして、ろ過することで
鉄分が完璧に除去されます。
軟水の、酒造りに適した水になるとか。
ヤブタ式搾り機
槽(ふね)は、コンパクトな移動式。
酒母室は広い。
英君さんは、自家精米をされています。
NF-26 というコンピューター精米機。
望月社長
「日本酒と料理とのマリアージュを
心がけています。ですから、英君のお酒は
強くは主張しないが、おかわりのきく酒質が
理想です。」 とおっしゃいます。
しぼりたてを試飲させていただきました。
右は、本醸造辛口65%精米
真ん中は、純米吟醸 五百万石 55%
つまり、『緑の英君』の生原酒。
生で飲むのは初めてですが、
やや味の多い個性的な味わいでした。
そして、左が 吟醸生 五百万石55%精米
すっきりとしたキレの良いタイプ。

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