春夏秋冬

心躍る春祭り
 夏、伝統の土と炎の常滑焼まつり
歴史と出会うやきもの散歩道の秋
 そして、伊吹おろしにゆれる海苔そだの冬
常滑の四季
 万葉の歌に「こもりくの豊泊瀬道は常滑の
恐き道ぞ恋ふらくはゆめ」と歌われ、恋人を
思う女心が感じられます。
 歴史とロマンに満ちた常滑は、季節ごとに
美しく装いを変えてゆきます。

春、桜の花が咲き始めると、いたる所で「ドンドン、ヒャララ」と笛、太鼓の音が聞こえ、祭り一色
です。大野町のからくり人形は有名。


夏、夜空に繰り広げられる大花火そして、この日誰もが待ちこ
がれる常滑焼まつり 伝統を受け継いだ人々の作品の数々手に
取り、肌に触れてこそわかる味わい。そしてここには人と人と
の出会いがあります。
 この時期に世界各国から陶芸家が集まるワークショツプ
とこなめ国際やきものホームステイが、開催されます。約40
日間、市内の各家庭にホームステイをしながら常滑東小学校で
作陶し、常滑焼まつりで展示します。
                        (通称:IWCAT アイダブリューキャット)


秋、秋晴れの日、焼酎瓶や土管に囲まれながら歩くやきもの散歩道は、人々の
心に安らぎを与えることでしょう。

そして冬、北風が吹きつけ、荒々しく海が吠える時海一面に立つ海苔そだの中
で働く人々の姿があります。

四季が織りなす変化と数々の史跡は、今旅人たちに新たな旅愁をかきたてます。