日本熱傷ボランティア協会

設立趣旨

熱傷(ヤケド)は非常にありふれた傷害であるが、ひどいヤケドは命が危ないばかりでなく、治ったあとにみにくいひきつりや、もりあがったケロイドを作ったりして、患者の身体的および精神的な悩みは深刻である。
最近では化学工業の発達と文化の進歩がかえって、ビル火災や爆発などによるひどいヤケドを招き増加の一途をたどっている。我が国では一年間におよそ100万人にも及ぶ人々がヤケドをし、そのうちの5000人もの人が死亡、7万人もの人がひどいケロイドなどの後遺症で悩み、そのみにくさ、又関節の機能傷害などはあまりにも悲惨である。こうした身体的かつ精神的な悩みに打ちひしがれ人生の希望すら失ってしまった人々が増えつつあることは、誠に残念なことである。
現在の医学の進歩は目覚ましいものがあり、また世界の各国では熱傷に対する医療体制は、目を見はるばかリの設備と進歩があるが、残念ながら我が国のヤケド医療は、ほとんど皆無の状態である。特に近年一般 世論のヤケド医療向上に対して、強い要望と専門医師またその関係者の方々の努力により、昭和53年4月日本で初めて、名古屋に熱傷センター(中京病院内)の完成を見るに至ったが、100万人にも及ぶ患者に対処するには程遠い話である。こうした我が国の現状を疑視し、ボランティア活動の一端として、火傷痕やキズ痕の皮膚障害で悩んでいる人々に、専門医師の医学的アドバイスを受けながら、頭髪・整肌などの無料相談および指導会などのキャンペーンを多数催してきた。そして(財)日本熱傷協会が設立されたのを機に、ボランティア精神の理美容師のメンバーが我が国の熱傷医療体制向上に対して、一般 世論へのPRと患者に対する頭髪・整肌などの無料相談および指導などを通し少しでも明るく健康で、心ゆたかな生活環境を作り出し「心の傷」を癒す、手助けをすることを目的として、昭和50年10月12日「日本熱傷ボランティア協会」として発足に至ったものである。

当協会の活動内容

熱傷体験者とその家族のための交流会の開催

熱傷体験者とその家族によるカウンセリング

熱傷を負った児童、社会人の復学、復職支援活動

熱傷関連情報の収集と提供、医療機関の紹介

熱傷医療、熱傷痕を目立たなくする化粧法やカツラに関する講演会、講習会の開催

海外の熱傷支援団体との共同イベントの開催

熱傷医療の向上を促進するための募金活動

スキンバンクの設置推進活動

会員相互の情報交換の場としての機関紙の発行

功績

平成13年9月22日 厚生労働大臣表彰受賞

平成14年3月13日 中日福祉ボランティア賞受賞(中日新聞社・中日新聞社会事業団)

寄贈

平成17年3月14日 FUJITSUファミリ会東海支部様よりIT機器 パソコン一式とプリンター1台寄贈して頂きました。

お問い合わせ

【事務局】
〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目13番28号 名駅セブンスタービル1109号 サン・ヘアー中部内
TEL 052-583-9676 FAX 052-581-0266
(担当:上野まで)