診断X線による患者の入射表面線量計算プログラム < Sdec_V17 >Sdec_V17 は診断X線照射時の患者の入射表面線量計算ソフトです。 本計算プログラムでは、日本放射線技術学会計測分科会方式に従い、 次式により入射表面線量を計算します。 D = (Xair)×(1/FSD)2×(CF)×(BSF) ここで D:入射表面線量 [Gy] Xair:X線管焦点から1mの距離の空中における照射線量 [C/kg] FSD:X線管焦点 - 入射表面間距離 [m] CF:吸収線量変換係数 [Gy/(C/kg)] BSF:後方散乱係数 Xair には標準値(平均的な値)を用いていますが、実測値を入力することもできます。 BSF は微分後方散乱係数を用いた方法を用いて計算しています。 CF は Tucker式で近似計算したX線スペクトルに基づいて計算しています。 入射表面線量計算ソフト Sdec の紹介 なお、本計算プログラムは、モリブデンターゲットのマンモグラフィー, X線CTの被曝線量には、使用できません。 【対応OS】Windows 7,8,10