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毎回大人気の恒例のイベントを、10/17の日曜日、浜松市ハートランドにて、今年
も開催しました。117名のお客様と、開運の土井社長、そして地元精鋭のジャズ
プレイヤー、ヴォーカリストの面々。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そもそもこの企画は、ジャズと日本酒が大好きな、私自身の素朴な欲求から始ま
ったもので、日本酒を飲ませる店はあるけれど、ジャズの生演奏など聴けない。
一方ライブを演っている店はあるけれど、まともな日本酒など望むべくもない。
それなら自分でやりましょう。というところから、スタートしたものです。

そしていつも思うことは、

     一度でいいから主催者ではなくお客になりたい。

つまり、私の素朴な欲求は五年経っても何も解消されていないのです。(笑)
多分これからもそうでしょう。

さて、今回の楽しむ会は特別な思い入れがあります。それは、酒屋仲間で運営し
ている「粋遙倶楽部」の会員である浜松市の金原酒店さんの息子さんが、ジャズ
のサックスを吹いていると知り、是非ともこの会で演奏して欲しいという以前か
らの希望が実現したからです。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.10.html

大学を出て数年という若者 金原義明君は、名古屋で一緒にプレーしていたドラ
ムとベースの友人を浜松に呼び寄せ、ピアノは地元のベテランピアニストの村山
貴さんに依頼。そしてヴォーカルを必ず入れるというこちらの要望に応え、地元
で活躍する鈴木麻美さんにオファーを出しました。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.24.html

今回がはじめてのセッションとなるので、彼らは当日の午前から集まり、音合わ
せや曲の確認などに奮闘。私が会場に入る3時過ぎには、既にリハの真っ最中。
その音を聴いて、今回も盛り上がるぞとの確信が持てました。

さて、お酒と料理については、5回目ともなると毎回の積み重ねが物を言い、か
なりスムーズに運びます。当店だけのイベントではなく人員も多いので、作業的
にも楽です。特に、酒問屋KのМ氏の日曜返上の働きには、毎回頭が下がる思い。
この場を借りてお礼申し上げます。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.1.html

作業は、一升瓶のお酒を新品の四合瓶に詰め替えることから始まります。もちろ
んラベルはありませんから、各瓶に番号を記したふせんを貼り付け、お客様のテ
ーブルには何番がどのお酒という説明書きを用意し酒質データなどを参考に飲み
比べていただけるという具合です。

準備は着々と進み、やがて開場時間の5時半に。お客様第一号は、今年もI氏。
ヘビースモーカーの氏には申し訳なかったのですが、今回から禁煙にしました。
お酒を楽しむ会ですから、今までそうしなかったのが不思議なくらいですが、と
ても好評。空気が違います。もちろん異論の声も聞こえてはきましたが、これも
世の流れでしょう。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.2.html

【音楽 前半】

当日の出演者の方は、以下の皆さんです。

テナーサックス 金原義明さん
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.10.html
ピアノ     村山 貴さん 
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.12.html 
ベース      高間康弘さん 
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.18.html
ドラムス    野村陽三さん
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.19.html
ヴォーカル   鈴木麻美さん (後半から)
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.15.html

6時にはほぼ満席となり、会のスタート。女性の比率は年々高くなり、今年は女性
の方が若干上回る程度にまでなりました。愛すべき地酒ファンの女性が増えるのは
とても良いこと。 おかげで土井社長もご機嫌です。(笑)

前半はカルテットのインスト演奏。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.9.html

1.Steep's Yeek
2.処女航海
3.ラストショット
4.Dienda
5.Avanti

1.と4.は、ブランフォード・マルサリスのオリジナル曲で、2.はご存知ハービー・
ハンコックの人気ナンバー。3.と5.は、私も知らない曲でしたが、あとで聞くとこ
ろによると、それぞれ峰厚介と辛島文雄のナンバーとか。どれも、バリバリのハー
ドバビッシュな若さあふれる演奏に、エネルギッシュで熱いものを感じました。

ただ、МCもなしの5曲一気の演奏に、会場の空気がだんだんと硬くなるのを察知
したので、急遽インタビューの時間を設けました。特にメインの金原君は、我々が
知っている酒屋さんの息子にしては、あまりにもナイスガイなので(・・失礼)ジャ
ズとのかかわりとか、好きなミュージシャンとか、質問させていただきました。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.23.html

【日本酒】

昨年は、ファーストセットの演奏が終わってからの乾杯でしたが、オアズケ状態に
暴動が起こりそうだったので(笑)、今年から演奏の前にお飲みいただく形に戻しま
した。まずは、開運金賞受賞酒をワイングラスに一杯。土井社長のご挨拶と乾杯の
音頭でいつものように会は始まります。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.3.html

当日のお酒は提供順に以下の通りです。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.4.html

1.開運金賞受賞酒         10500円(税込)
2.開運 呑み切り一番 特別純米酒 2415円(税込)   
3.開運 呑み切り一番 特別本醸造 1937円(税込)  
4.開運 遠州の四季 本醸造(燗用) 希望者のみ提供 1937円(税込)
5.開運 初蔵純米 中汲み生原酒 2940円(税込)
6.開運 吟醸酒         3098円(税込)      
 
1.8Lで10500円のお酒から、1937円のお酒まで、バラエティな豊かな価格の品揃え。
同じ蔵のお酒でもそれぞれの良さをしっかりと認識出来、飲み比べが楽しいのがこ
の会の、そして開運のすごいところと言えます。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.8.html

乾杯のお酒の金賞受賞酒は、今年の全国新酒鑑評会にて金賞を受賞したお酒と同
じタンクのもの。華麗で気品のある香り、ほとばしる旨さの広がり。まさに絶品
の味わいです。つまみがなくとも、お酒だけで味わいたい一杯。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/07kaiun/kaiun03.html#kin
    
呑み切り一番特別純米酒は、毎年人気が高いお酒です。口に含むと、心地よい酸を
感じながらもすぐに消え、その味のふくらみはとても静かで、軽快で清冽な透明感
を伴ったスマートな口当たりが魅力。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/08kaiunol/kaiunol01.html#noj

一方、呑み切り一番特別本醸造は、やわらかなコクと、米を意識させる田圃の香り
が特徴。口に含むと、人の温もりにも似た、決してスマートなタイプではないもの
の、丸くて優しい個性に接することができます。噛めば噛むほど米の旨みと甘さを
感じる、炊きたての米を思わせる柔らかさもあります。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/08kaiunol/kaiunol01.html#noh

この個性の違いを、おいしいお料理とともに認識していただけたなら、この会を開
催する意義があるというものです。そして、燗酒の旨さにも接していただきたく、
遠州の四季本醸造を用意しました。もちろん、湯せんの燗付け器にて、ぬる目の温
度40度強ぐらいでお出ししました。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.25.html

中には、もっと熱燗が良いという方もいらっしゃいましたが、今日のところはぬる
燗でじっくりとお酒の味を楽しんでくださいと、個別に説明させていただきます。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/08kaiunol/kaiunol01.html#enhon

テーブルによっては、呑み切り一番を720mlの瓶ごと温めてというリクエストもあり
これには出来る限り対応するよう心がけました。呑み切り一番の燗。これがやわらか
で絶品の美味さなんですね。

後半にお出ししたのが、初蔵純米 中汲み生。今回唯一の生原酒です。2月に瓶詰
されたものを冷蔵庫で8ヶ月寝かせたものですが、生ヒネなどはもちろんなく、ほ
とばしる旨みの広がりに、とても評判の良かったお酒です。当店の在庫も、あとわ
ずかとなってまいりました。

http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/08kaiunol/kaiunol01.html#na

最後に出たのが、開運吟醸酒。いわゆる中吟醸と呼ばれているのが、このお酒。香
りがほどほどに立ち、なんと言ってもキレが良い。ですから、料理の味に勝たない
が決して負けない。食中酒としては、理想の日本酒ではないでしょうか。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link01/07kaiun/kaiun02.html#gin

毎回ご出席の常連さんはともかくとして、初めてこの会に参加される方は、同じ蔵
の酒でこれだけの日本酒を一度に味わう機会は、そうそうないと思います。難しい
薀蓄はほどほどに(これは意識的にそうしています。)味わっていただく事で、日本
酒の美味しさ、奥の深さを認識していただけたなら、主催者一同これに勝る喜びは
ありません。 

今回も、高天神の湧き水 つまり開運の仕込み水を一升瓶で36本準備し、皆さん
見事に飲みきってしまわれました。これは用意したお酒の8割の量。同じ量のお水
を摂ることは、酔いざめも早くなります。普通の飲み屋さんでは、判っていてもな
かなか出来ませんが、水を一升瓶で用意するこの会なら、出来るのです。


【お料理】

ハートランドさんにご用意いただいたお料理もご紹介しておきましょう。はっき
りと申しまして、あれだけの予算でよく造っていただけるなと、いつも感心しま
す。特に今回は、量も質も大変充実していました。毎回出席の某料理人が褒める
のだから、間違いありません。

提供順に

筋子の醤油漬け
生湯葉の春巻
秋刀魚の酢〆
牡蠣の醤油煮
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.5.html
里芋と鶏肉のみぞれ煮
秋鮭の幽庵焼
お刺身 金目鯛・鰆・生しらす・生のり
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.6.html
キノコの香り蒸し
秋茄子の揚げ出し
五穀米
粕汁
白菜のお漬物
デザート 林檎のコンポート

その料理人のテーブルだけは、最後にイクラご飯を食べていました?  実は
最初に出た筋子の醤油漬けを取っておいて、五穀米に混ぜたそうです。本日の
お支度のコピーを個別に用意してあったので、それを見て機転を利かせたそう
です。すごく美味しかったとか。なるほど・・そこまでやるか。


【音楽 後半】

40分に渡ってお酒とお料理を楽しんでいただいたあとは、いよいよ2nd.ステ
ージの始まりです。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.26.html

後半のナンバーは以下の通り。

2nd. ボーカルメイン
1.Day by Day
2.Unforgettable
3.I'm Just a Lucky So&So
4.Autumn Leaves
5.Left Alone
6.You'd Be So Nice to Come Home to
7.On the Sunny Side of the Street

 アンコール
My Foolish Heart  ボサノバで

2nd.ステージからは、鈴木麻美さんの登場。彼女は、忘れもしない第一回の
この会にご出演いただいたヴォーカリスト。今回が4年ぶりの登場となります。
素人の私が言うのも非常におこがましいのですが、上手くなったなあ、輝いて
るなあと、うれしくなりました。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.27.html

特に、お客様の空気を読みプレイヤーをグイグイとリードする様、バラードで
は情感を込めて、アップテンポのナンバーではビートを利かせて、表現の豊か
さと歌が見事にマッチしています。

2.のアンフォーゲッタブルは、私が前もってリクエストしておいたナンバーで
す。おなじみのナット・キング・コールと娘のナタリー・コールとの多重録音
のバージョンが有名ですが、ここは金原君のテナーとのデュオで聴かせてくれ
ました。今日の日を忘れえぬようにというМCは心に沁みました。

3.のI'm Just a Lucky So&So は、ソウルフルに熱唱。テナーも負けじとアド
リブを展開しますが、ファーストセットの音色とは明らかに違う、リラックス
したムード。改めて、ヴォーカルとサックスの相性の良さを認識しました。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.16.html

6.のYou'd Be So Nice to Come Home to は熱唱でした。あまりにもポピュラ
ーなナンバーですが、お酒が入るとこういう曲が盛り上がるのです。麻美さん
のリードよろしく、カルテットの演奏も各パートのアドリブも交え熱演。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.17.html

そして最後は7.の「明るい表通りで」で陽気に締めます。日本語の歌詞やセリ
フも違和感なく入るとともに、お客様の手拍子も自然と盛り上がります。もち
ろんアンコールとなり、おひらきのナンバーは、ボサノバでリズミカルに歌う
 My Foolish Heart  あっという間の、後半のライブでした。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.20.html

終了後のお客様の笑顔には救われます。また来年もやろうというエネルギーが
湧き出てきます。日本酒もジャズも、薀蓄を並べることは簡単ですが、それで
は人を感動させることは出来ません。今回も、お客様、プレイヤー、そしてス
タッフである我々みんなが、ワクワクしながら過ごせる時間を持てたことに、
心から感謝したいと思います。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/11event/kj4.21.html

お酒も音楽も、まずは楽しむこと。それが肝要です。


【お客様のコメント】

浜松市のМさんよりいただきました。

日曜日 楽しませていただきました。
金原君のサックス カッコ良かったですよ〜^^v 一辺にファンになりましたね。
麻美おね〜さまと立ち合うには すこ〜しばかりまだお若かったかな^^;
と言う感はありますが。 
でも、演奏は実にカッコ良くて ジャズはサックスよね〜〜〜^^bなんてね。

遠くお席の皆さんがすこ〜しばかり賑やかだったのが 途中気にはなりましたが
お酒の席でもありますから仕方ないでしょかね。

土井社長さんもひとつづつテーブルを回られて、いつも穏やかな良い方ですね〜^^
開運の大吟醸しっかり味あわせていただきました。
今回はいつもより少し多めだったかしら。

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【第5回】♪JAZZを聴きながら♪ 主催 粋遙倶楽部 すいようくらぶ  2004.10.17.

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