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ホームシアター導入記
Introduction

始めに

特にAVマニアでも、又映画マニアでもなかった私がどうしてホームシアターの構築にいたったのか。
個人的には,音楽は好きで良く聞くけれど、オーディオの世界にまで足を踏み入れると大変なことになりそうなので、その道は避けて通るようにしていました。
映画に関しても、年に5,6回近くのシネマコンプレックスに話題作を見に出かける程度でとてもマニアとは言えません。
それでも、漠然と最近の映画というか、映画館は音がいいなあ、とは思っていました。
サラウンドサウンドのすごさを実感したのも、ディズニーランドでキャプテンEOを見たときに、宇宙船と隕石が突っ込んでくる音と映像が一体になっているのに感激した時。それ以来、最近の映画館では、ただ観客席を沢山のスピーカーが取り囲んで音を出しているのではなく、前,後,右,左、全部違う音をそれぞれのスピーカーから出しているのがサラウンドサウンドと解り、ドルビーといえば、ノイズリダクションしか知らなかったのですが、あらためてドルビーデジタルのサラウンド技術の、というか映画館の音の素晴らしさに感心していました。
映像の方は、家庭用テレビのワイドブラウン管採用で大きくなったものの、リアプロジェクションテレビのサイズにはかなわないし、といってプロジェクターの画面は大きいけれど、画像はざらざらでしかも暗いし、やっぱり映画館のワイドスクリーンを見に行くしかないのかなあと思っていました。
あるとき、大須アメ横のパソコンショップを覗き歩いていたら、とあるAVショップでホームシアターの試聴をやっているのに出くわしました。
120,100,80インチの3種類のスクリーンで3管式プロジェクターと液晶プロジェクターの両方で試聴をしていたのですが、大画面に大音響、まさに映画館の大迫力。こんなのが、家で出来たらとは思うものの、とても手が届きそうにもないだろうと、指をくわえて眺めているだけでした。
そうこうしている内に、PS2が発売となり、例によってゲームマシンを集めるのが趣味のような我が息子に頼まれてインターネットでオーダー。
めでたく初期不良タイプを手に入れることが出来ました。そこで気になったのが、インターネット上でPS2の初期モデルは海外リージョンナンバーのDVDソフトを見ることができるという情報。
とりあえず家のPS2で映画を見ることができる環境になったのです。
早速買ってきたのが「マトリックス」映像は期待通りの美しさ、音響は残念ながら真平ら。
ドルビーデジタル5.1chを再生できなきゃレンタルビデオとかわらない。
というわけで、ここまでの段階で我が家のシアター化構想は中断していました。

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