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佐久島の秋のお祭り リポート 「白山十五夜祭り」と「秋の大祭」
伝統のお祭りが、今でもほぼ昔ながらの姿をとどめたまま行われている佐久島。東西各地区のお世話役をされている鹿倉美秋さん(西)と鈴木元一さん(東)に、島の秋祭りについてお話を聞きました。

白山十五夜祭

【とき】2007年9月25日(火) 【ところ】白山社


「白山十五夜祭」は、江戸時代末期にはじまったといわれる西地区のお祭りです。鹿倉さんにお祭りの流れを伺いました。まず佐久島太鼓が打ち出され、宮司さんによる神事が行われます。神事中も太鼓は響いています。神事が終わると、恒例の餅投げが行われます。また、祭りの際にお神酒が振舞われるのは珍しくありませんが、赤飯のおにぎりが振舞われるのは佐久島独特の祭りの慣習でしょう。
十五夜祭は西地区のお祭りですが、西の人口減は東よりも進んでいるため、現在は東からもお囃子の助っ人が駆けつけているほか、小・中学校の子どもたちや先生も参加しています。昔は東と西は何をするにも張り合っていて、それぞれの地区の催しの助っ人に行くなどということは考えられなかったそうです。それだけみんな威勢がよくて、張り合いながら切磋琢磨していたんでしょうね。

◆十五夜祭の詳細はこちらへ LINK


秋の大祭

【とき】2007年10月17日(水) 【ところ】八剱神社


秋の大祭


「秋の大祭」は東西両地区の人びとが集う、佐久島最大のお祭りです。2007年のお祭りは天候にも恵まれ、大勢の人でにぎわいました。さわやかな秋空のもと、本殿での御祓い、お神楽や佐久島太鼓の奉納といった伝統行事が行われたほか、島民たちによる焼きそばや焼魚の振舞いもありました。
鈴木さんのお話では、かつてはもっと盛大で前夜祭も行われていたそうです。子どもの頃は小学校から連れ立ってみんなで八剱神社へ行ったのだとか。男の子は尋常高等小学校の卒業間近頃から笛や太鼓を習い、小さい女の子はお神楽(浦安の舞)を舞いました。鈴木さんのおばあさんが出店でイカを焼いていたのが懐かしいとのこと。
昔は祭宴部というのがあって、祭り全般を仕切っていたそうです。部長は羽織姿で提灯を下げ、他の人は思い思いに変装したといいます。
人口減などで規模こそ縮小したものの、雰囲気そのものは今もほとんど変わらないという佐久島のお祭り。あなたも来年はぜひ、昔ながらの島のお祭りを見に来てください。




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