デザイナーにとってのネットビジネスの可能性
●誰の紹介でもない、それまで無縁の、ある企業とデザイナーの話

MSR-project:1


今や2000万人を超えようとする日本のインターネット人口
田舎の個人小企業経営者に都会の大企業から直にe-mailで突然注文がはいる。
全世界の個別ユーザーから注文をダイレクトに受ける。
なんていう、夢のようなコマーシャルさえもTVに流れております。

1996年から自分のデザインビジネスの為のホームページを持っている自分には
そのようなコマーシャルが未だに信じられませんが、
インターネットの効用として
中にはひょんなことで、ごく希に、成功することもありうるという例をここに。


1999年冬、大阪の企業の取締役から一通のメイルを私は受け取りました。
NEXTのホームページを見て、工業デザイナーの私にコンタクトがあったわけです。

れまでも年に2〜3回の割で、NET上の見知らぬ人からのコンタクトはありましたが、
「大急ぎでこんな物をデザイン・製品化したいが大体費用はいくらぐらいか?」
名字だけ、あとは携帯電話の番号、E-mailアドレスのみというふうなメイル主も多く
このような場合、未だ見ぬ相手への当方の信頼性が低いことは事実です。
特に遠距離の場合、わざわざ相手方に出張して打ち合わせしても、「お話だけ」に終わってしまうとこちらには全くの徒労です。

#過去には全世界的に有名な、とあるコンピューター会社の日本支社のある担当者からデザインの打診があり、わざわざ東京赤坂まで足を運んで、出張費用が全く無駄になったケースも私は体験しています・・。

その点、E-mailアドレスだけでなく、相手方にもホームページがあり、その会社の内容を事前に覗いておくことができると、幾分そんな心配はなくなります。


M-System社は大阪の工業用生産設備等に使われる計測器のメーカーです。
この度一連のデザインが終了し、無事製品発表にこぎ着ける事ができました。

インターフェースの総合メーカー

http://www.m-system.co.jp/
大阪市西成区南津守5-2-55


エム・システム社の快い承諾をいただき、一連のデザインプロセスと共に工業デザイナーの役割について、実際をみていただけます。
デザインのプロセスにはパソコン3D-CG(Mac&Shade)を使用しています。